東根中部小学校NOW

実験開始!

 家庭学習ではできない,理科の実験を今日から開始しました。6年生「物の燃え方と空気」の実験です。小学校の実験は,普通はグループで,一人一人が役割を交代しながら,協力して,同じ実験を複数回行っています。このことから,実験を複数回の複数回行っていることになり,再現性が検証されていることになります。再現性は,科学の手法で特に大切です。今回はすでに,子ども達自身で実験の目的を考え,実験の方法を調べ,自分の予想を立てて,結果を調べる,という,教科書の自主学習を通して学んできています。そこで,教科書の結果〔事実〕と同じになるのだろうかという教科書の結果の再現実験として行うことにしました。

 

 行った実験は,①燃えているろうそくをびんに入れてふたをするとどうなるか。②燃えているろうそくを3種類のすき間〔上のみ,下のみ,上と下〕をつくったそれぞれのびんに入れるとどうなるか。③それぞれのびんの空気の動きはどうか。〔線香の煙の動きで調べる。〕④空気をつくっている気体の中で,ものを燃やすはたらきのある気体はどれか。の4つです。

 

 ③の実験の様子です。底のない広口びんの下に粘土のリングを付けて,3つの条件〔すき間上のみ,下のみ,上と下〕にして,線香のけむりを入れて空気の動きを確かめました。

 現在,子ども達が理科を学んでいると感じられる場面,互いの話し合いによる予想の比較,少人数の話し合いによる考察には制限がかかっていますが,「やっぱり実験はおもしろい!」「図や映像とはちがって,実感を伴った理解ができる。」という声がたくさん聞こえてきました。うれしい限りです。